いよいよ2学期が始まり、夏の課題考査も終わって、その試験結果や校内順位表が返却されつつある事でしょう!!
弊社においては、7月末から8月中旬にかけて私立中学校高等学校に通われているお客様から数多くご連絡頂きました。その後、夏の対策を経て、結果が次々に返却されております。一先ず、学力を持ち直す事もでき、次に繋げられる良い結果の確保に至った次第です。後ろから数えて20番前後をウロウロしていた事もあり、危機感をもっていた学生さん達は、九死に一生を得た感覚を学んだようです。もはや黄色信号が発令されていましたので、本当に良かったです。
「なで、こういう事態になるのか?」
中高一貫の勉強は、少なくとも公立中学校の2倍以上のスピードで学習過程が進みます。特に英語、数学、国語は、それぞれが倍の単位数を有する学校も少なくありません。「英語ならばリーディングとグラマーの授業」「数学ならば代数と幾何の授業」「国語ならば現代文と古典」というような教科設定をしており、小学生の時に通っていた学習塾とは、また別物です。スピードも速ければ難度も高いですから入学したばかりとは言え、日々、進路は、状況に関わらず進みます。よって、1年ないしは、1年半の取りこぼしは、赤信号の兆しに一歩近づいている事になるでしょう。
「中高一貫の◯◯中学校、△△高等学校に通っているから大丈夫だろう?」
この考えは大きな間違いです。様々な面で危機感を持ち、日々やるべき努力に邁進する必要があります。その必要性を感じずにいると中学校卒業段階で、高等学校に上がれない状況に陥る可能性があったり、他校へ受験しなければならなくなったりもします。また、運良く、高等学校に上がれたとしても大学受験では、地方の公立大学でも合格に及ばないケースが多々あります。そうならないように、この時期からでも少しずつ対応策を考えていく事をオススメします。