中高一貫の中学校2、3年生に警笛を!!!

晴れて中学受験を合格。そして、心高ぶる思いで入学。その後、とても楽しい学校生活を過ごしていても必ずと言っていい程、表面化する問題があります。それこそが、成績における問題(汗)

中高一貫に合格したからと言って忘れてはいけないのが、次なる目標に向けてガンバルってコト。ただダラダラ過ごしていては、とんでもない習慣が付いてしまったり、取り返しのつかない状況になったりします。そんな光景を良くも悪くも目の当たりにしてきましたし、耳にもしてきました。もちろんのコトですが少なくとも受験塾家庭教師で対応させて頂いている受講生達は、ぜんぜん心配ありませんので御安心下さい。もちろんです!!

2学期の期末考査が始まるか、終わるか、という丁度この時期に中学2・3年生で学内順位115番前後ないしは125番前後を安定してウロウロしているのであらば、絶対的に考えるべき措置を講じる必要があります。この水準の順位は、私や現スタッフの学生時代の経験、西宮、神戸、高砂、姫路、岡山、の各地域の学校に現在通っている受講生達との立ち話で軽くリサーチした順位です。もちろん、この水準程度では高校入試で入ってきた学生達にも適わない。この水準では、中学校を去る者、去るまではいかないにしても卒業してから高校に上がれない者、入学してからも這い上がれない者、など様々な状況を生む可能性があります。確かに、このような状況に至らないにしても志し高く臨むべき方向性に漸進しようと頑張っている学生達もいらっしゃいますが、それはほんの一握りにしか過ぎません。確実に目も当てられない状況になっているのが関の山であります。

このような状況を打破出来ない中高一貫に通っている学生達によく見掛けられる現象として、こんなシグナルあります。それは、自惚れフェードアウト現象。「俺はヤレば出来る!!」とか、「ふんッふんッ、分かった分かった。出来る出来る!!」とか、「ヤリ方を押し付けられるんは嫌や!!」と言って手元の努力を周りの友達と一緒に怠ります。また、それを自覚しているにも関わらず気付いていない振りをします。その象徴を表すかのうように成績の話になると自信有り気なコトをベラベラと次から次へと喋ります。これに加えて、現況を認めようともせず、やたら自分以外の責任にしようとします。これは御本人の根拠無き自尊心有り気の心構えとそれを取り巻く社会的にズルい環境により引き起こり育まれてしまっているようです。

客観的に多くの事例を目の当たりにしてきましたが、大変、恐ろしい現象です。なんせ自分達がどういうポジションに置かれているか、分かっていないのに次の行動に徹しようとしていますから確実に恐いもの知らずです。何度も言うようですが、受験塾家庭教師の受講生全員にそんな状況は考えられません!!何かありそうだったり、何かあったりしたら、すっ飛んで行って叱咤激励☆問題は未然に防ぎます。。。(; ̄= ̄)<つまらんプライド捨てて、緻密に勉強したらええのにぃ〜ッ。私立に通おうと、公立に通おうと、志し高く歩んでいく勇士には違いないはずやん)

そこで、こんなリアルな実話があります。

A君「先生聞いてくれ!!俺の隣のヤツが、東大受ける、って言ってんねんけどアイツに出来るわけないねん。」

講師「なんで頑張ってるんやからええんちゃうんかぁ〜!?」

A君「そんなモン絶対無理や。」

講師「そんなん無理とか言うたったらアカンやないか!!」

A君「だって、そいつ130番ぐらいやで。ノートもとってへんし、提出とかもぜんぜんや。学校辞めてまうんちゃうか!?そんなモンやろ。」

講師「・・・・・・」

彼 の毒舌振りには苦笑いするしかありません。けれども否定はしません。今も昔も中高一貫の子供達の社会性には逞しさと冷静さが存在しているようです。ちなみに、この受講生は学内順位10番から20番前後をウロウロしています。もとは90番から100番前後をウロウロしていたようですが、今や10ヶ 月程度の取り組み。受験塾家庭教師のオモシロい受講生そのものをアグレッシブに表現してくれています。