受験塾家庭教師では、毎月18日を締め切り日として、各家庭教師は、学習指導報告書を事務局に提出する義務を負っています。翌日19日には事務局にて発送手続きを完了させて、翌々日20日には、各お客様の元へ報告書を速達発送させて頂いております。
社会人としては、当たり前ですが、ここ数年間と言うもの誰一人遅れる事はありません。もちろん遅れたとしてもペナルティーのようなものもありません。社会人として受験塾家庭教師としてのモラルがそうさせるのだと自負しております。今後ともお客様の為になるコトを率先して取り組ませて頂きます。
「学習指導報告書とは、どういったものですか?」
というご質問を頂きましたので、幾つかご紹介させて頂きますので、以下の内容をご参考にして頂ければ幸いです。
受験塾家庭教師の学習指導報告書は、試験結果よりも、数値での評価よりも、何よりも信頼性の高い情報としてお考え頂けるように対応させて頂いております。
<公立小学校1年生:2009年7月15日から2009年8月14日までの学習指導報告書>
<賢くなるパズル>
初級が全て完了いたしました。飛行機の問題で試行錯誤されたこと、その結果クリアできたことが大きかったようで、中級に進んでもかなりのスピードでこなされておりました。いい傾向だと思います。引き続き楽しんで取り組んでいただくように説明に注意して指導いたします。
<算数>
前回できていなかった数の並べ方、答えが16をこえる足し算を繰り返し説明いたしました。数の並べ方に関しては、2→4の場合、間に3を埋めながら考えていくように説明いたしました。パターンを作って何回もやっているうちにご自身で解けれる状態になっております。もう少し複雑なパターンを取り入れて完全な状態を目指したいと思います。答えが16をこえる足し算も不安なのか「あってる?」と聞かれますが正解するようになりました。
平行して引き算の演習に入っております。こちらも現状問題はございませんので、繰り上がりの引き算をできることを目標に来月は進めてまいります。
<漢字検定10級>
ステップ15あたりから熟語のレベルも上がっておりまして、1ステップで練習すべき漢字の量が増えております。ですので、少々ペースも落ちているように思います。ステップ前半で出来ていた漢字も忘れているものもございますので、忘れていると判断したものは全て宿題で反映させるようにいたします。熟語では「先進国」など1年生では意味の知らないであろうものも増えております。熟語の意味もしっかり説明しながらじっくり行きたいと思います。2回ほど授業が空いてしまいましたが、とにかく10月の試験で合格点を取れる段取りで頑張っていきたいと思います
<私立高等学校3年生:2009年7月15日から2009年8月14日までの学習指導報告>
1. 現状と今後の対策
宿題・授業中ともによくがんばっています。もちろん現状の頑張りを続けていくことを前提としたうえでのお話ですが、早稲田大に合格できる可能性が見え始めています。
(1)国語については以下のことが根拠として挙げられます。①現代文が非常によく出来ている。初回授業のみ授業中に、それ以降は宿題として現代文の問題を解いてもらっています。まだ時間厳守で解くという作業が今後必要ではありますが、現時点では時間無制限で解いた場合の正答率がかなり高いです。内容もよく把握できており、合っていた問題についても確たる根拠をもって選択肢を選んでいます。②教えた解き方をすぐに実践している。間違えた問題について、漢字の解き方や選択肢の検討の仕方など新しいことを逐次教えていますが、それをすぐに実践できているようです。特に漢字については、解き方を教えた週の次の問題で解き方に注意して正解できていました。
(2)今後の課題としては次のことが言えます。
①漢字・熟語などの知識を増やす必要がある。
漢字や熟語などの言葉の知識量が少ないので今後はこれを増やしていく必要があります。どんな内容の文章が出てきても高得点を安定して取れるようにするため、また漢文を読み進めていくためにはこれは必須です。具体的には過去問に出てきた文章の中で分からない言葉が無いという状態にまで意味を調べて覚えていくという作業が効果的です。現代文・古文・漢文を通して今後はこのあたりにも力を入れていきます。
②古文・漢文の基礎力を身に着ける必要がある。
古文については古典文法、漢文については句法をまず最初に覚えてしまわなければなりません。今月は古典文法、特に助動詞について重点的に勉強しました。助動詞については少しずつ覚えられてはいるものの、まだまだ暗記が完璧にはできていません。ただ過去問の古文を読解していく作業の中で、あいまいながらも覚えた知識が使えるようになってきています。
(3)日本史についての根拠
①授業でやった範囲についてはよくできている。
日本史は近現代史から始めています。理由は近現代史だけで教科書の半分以上を占めている、入試でよく出題されるのはむしろ教科書の後半である、 近現代史は単なる歴史の流れだけではなく当時の社会・経済・文化などを総合的に把握しなければならないため前半部分に比べて極めて理解しにくい範囲であ る、近現代史については世界史が一部必要になる、などです。また逆に近現代史が理解できれば前半部はかなり簡単に感じることでしょう。今月は明治時代~大 正時代(文化史以外)まで終わりました。歴史の流れは教科書とプリントで、暗記は一問一答で、知識の確認は問題集でメリハリをつけた暗記ができています。 もちろん量がかなり多いので一度では当然暗記しきれませんし、時間が経つと当然忘れてしまいます。これはある程度は仕方のないことなので、忘れている部分 があっても気にしすぎずに何度も繰り返すことが重要です。
②自分なりの復習方法を確立しつつある。授業の復習として歴史の流れや事件などをノートにまとめて整理することができるようになっています。授業や教科書・プリントで得た情報を一度自 分の頭で整理し直す作業は非常に有効です。それをすることによってより知識が深まり、また理解したつもりになっていた部分が自分で分かるようになってくる ので一段階高い勉強ができます。最近は授業中に、復習の際に出てきた疑問点を質問するようになってきました。非常によい傾向です。
(4)日本史についての今後の課題
①効率のよい復習が必要となる。
勉強が進んでくると必ず起こるのが復習についての悩みです。前に覚えてはずなのに忘れてしまっているということがよく起こります。そしてそれに ショックを受けて挫折してしまう受験生が多いというのも日本史の特徴です。暗記物である以上忘れてしまうのはある程度は当然のことなので、それを理解した 上で何度も何度もひたすら繰り返すという復習が必要です。ただ「忘れる」といっても全く記憶から消えてしまう状態になってはまずいわけで、「聞いたことは あるけれども自力で思い出せない」という状態で復習することが最も効果的です。今後はそのような効率のよい復習ができるように計画を立てて指示していきま すので、頑張って覚えていきましょう。
(5)結論
以上のようによく頑張っています。ぜひ合格を果たせるように、できる努力は全て尽くして今後もがんばっていきましょう。