分数

「分数の勉強」に必要な要素を適用し、それらを習得する為の在り来たりな練習方法について考えてみましょう!!!

<適用要素>

(1)分数のゆかいな仲間達

真分数、仮分数、帯分数の区別を覚えましょう。個々のキャラクター的性質を覚えるコトは、今後、様々な策を講じる大前提となります。友達の名前を覚える感覚で覚えてもらえます。覚えれば、友達になって、仲良く遊んだり(?)、鬼ごっこ(??)やかくれんぼ(???)をしたり出来ます。そうやっていく内に、見えないモノを探せるようになります。

(2)仮分数&帯分数の相互関係

個人的には、帯分数よりも仮分数の方が自由度は、高いと認識しています。って、言うか、余計なコトを考えなくて良いので、かなり使い易いです。帯分数は、算数だからこその副産物として考えれば良いでしょう。余分とまでは、いかないですが、仮分数の必要性を考えると、大きな疑問は、残ります。ちなみに根拠は、自分の経験と組織の結果によるモノです。

(3)小数と分数の相互変換

「分数から小数」「小数から分数」と、いうように変換出来なければいけません。一瞬の式で理解は、させますが、忘れたら何度も何度も教えます。「見た事がある!!」「知ってる!!」「使える!!」「解ける!!」ように段階や時間を踏んで理解に繋がっていきます。自然に根付く力強さを養いながら、身に付いていきます。焦らなければ演算の時に逆数を重ねるケースで重宝させています。

(4)(カッコ)&マスの計算

方程式の解放や文章題の式の構成、他にも測量式の構成を行う時にかなり役立ちます。ちなみに私は、小学校456年生の子供達にもサイン、コサイン、タンジェントのメカニズムを簡単に噛み砕きながら教えちゃいます。つまり、三角比の考え方ってヤツですネ!!もちろん、序でに、チェバ・メネラウス、ヘロン、4心/5心の定理、円の性質を教えちゃってます。中学受験生であろうと、なかろうと教えています(笑)それが、私の生徒であるという特権ですよ☆

(5)商が小数になる割り算

小数の割り算は、面倒なモンです!!私の生徒でも出来るのにやってこない受講生が多いんです。まぁ〜、その度毎に心に訴え掛けています(笑)それぐらい、精神的にやられる計算なので、とことんやってもらいます。それは、分数の楽チンさを実感してもらう為なんです。「小数の割り算も出来るけど、分数の割り算の方が好き☆」って受講生が多いこと(笑)

(5)最小公倍数&最大公約数

ポイント的な教授になるのですが、これは、大きく考えて通分の時(90%)や約分の時(10%)に必要です。比較的、簡単なので、サラァ〜ッと流れてしまいます。そんなに練習は、必要ありませんねぇ〜ッ!!通分の処理の時、徹底的にヤリ込みますので、特に問題は発生していません。「通分しながら学習する」のか、「学習しながら通分する」のか、これは、私にとって同値であります。

(6)通分+逆数+約分

一気に、一瞬で教えます。それは、子供達が新しいコトを取り入れようとするセンサーが大きく反応するからです。「通分やって、約分する!!」「約分やって、通分する!!」「逆数になおして、約分する!!」これら一連の作業を「問題」という媒体を活用して要所、要所で説明してまいります。そうするコトで、子供達は、パズルを解くかのように勉強していきます。与えられた事を鵜呑みにした流れ作業のような勉強ではなく、使える要素を使おうとして解きます。自然と自己発信能力と自己解決能力が養われます。

<簡単な練習>

(1)三角形&四角形の面積と柱&錐の体積

定理に従ったスタイルで(かっこ)とマスと分数を使うコトに適している。定理が良いぐらいのパズルとなり、オモシロさを引き出してくれているようだ。やればやる程、演算能力は身に付くし、かつ、測量計算の公式も身に付きます。一石二鳥じゃありませんか!?これが一応に完了した瞬間、分数の演算能力も図形の見分け能力も養っているコトに繋がっていきます。

(2)「1/2の1/3は、1/6」というような言葉の式

国語という教科がとにかく大嫌いな和田先生!!そんな愚か者が、文章題や文章作成能力を身につけたのは、数理的概念と英語からでした(痛)目に映っ ている何もかもには、全て、根拠と仕組みがあるからこそ言えます。それは、リーズンシップな要素とシステマティックな要素のカラクリ☆例を挙げて説明しま す。「1/2の1/3は、1/6」という考え方(理解)があるとします。私は、「の」を「×」と考えて、「は、」を「=」と考えます。そうすると、 「1/2×1/3=1/6」と見える事が出来ます。実は、これには、いかなる問題で共通点があるんですよ!!このようなニュアンスを様々な文章問題に適用 してみて考えて下さい。必ず、本質は、見えてきます。この言葉の式からこの数式に変わるという事実は、一切、逸脱されないコトに気が付くはずです。複雑に 絡み合ったヒモでも、端と端を持って引っ張れば必ず繋がっている事実が生じるのと同じ事なんです。