我が家の特殊部隊に言われて、うちの3姉妹、という本を買いにフラ〜〜〜ッと立ち寄った書店で昔懐かしくもある長寿マガジンを見付けた。何だか当時からのことを大凡、鮮明に思い出してしまい手に取ってしまった。
仕事柄、車と接することがとっても多い。だから突然の対処も自分自身でやんないといけない。家庭教師を始めた当時、私はとっても車というのが苦手だった。免許取得も4回目。教習所での追加もたくさん。運動神経は比較的、人並み以上だったと思うのだが、根っからの単細胞と根っからの国語大嫌い性分が良い意味での出っ張りとなっていたのだ。最終的には家庭教師で食っていかなきゃいけないし、将来的にはスタッフも抱えていかなきゃならない、という信念で不得意ながらも必死だったのを覚えている。
毎日、毎日の長距離運転で安全運転を勉強し、若かれし独特の交通違反も経験した。もちろん整備不良で車が止まってしまうコトもあった。けれども、そこから学ぶコトは今の人生を豊かにしてくれる良いキッカケとなった。故障する度に工具が増え、いかに節約に繋げられるのかを徹底的に工夫しながら動いていた。中古部品や兵庫共販で手に入れたり、量販店の棚卸品を大量ストックに手を出したり、ネット特売やB品を購入したりしていた。
自分自身でも大凡、スキルが磨かれてくると応急処置工具とトルクレンチを常備するようになっていた。もちろん増し締めの重要性も十分に理解していた。もうココまでにもなるとB型の特殊スイッチはON☆。時間がある時にはラチェット持ち出して、マーカーを付け出す。そしてシリンダーヘッドを外して内燃機屋さんに持ち込む。挙げ句の果てに、エンジンを積み替えて積車で陸地へ持って行ってレーンに入れる、ということまでやってしまう。
日常整備でもオイル、エレメント、ATF、バッテリー、タイヤ、プラグ、エアーフィルターぐらいなら自分自身でやっていた。車検時には規定整備とベルトやパッキン、ウォーターポンプ等の特殊工具を要した交換だけをお願いしていた。40万円程度の中古で買ったヴィッツでも25万kmをほぼ大きな不具合無しで大切に乗ることに繋がったのだ。故障と言ってもレギュレーターが突然ぶっ壊れて窓が上がらなくなったコトとリアのショックアブゾーバーのオイル漏れがあったコトぐらいだ。全て解体屋さんで部品を手に入れて事無きを得た。チェックシートを付けながら出来ていたのは失敗の積み重ねがあったからだろう。うぅ〜〜〜ん、今思うと本当に当時は若かったなぁ〜〜〜ッ(汗)これも良い思い出となっている。
今では時間と安全を最優先に考えてディーラーに預けさせて頂いている。それは大切なお客様が存在しているからだ!!間違いなくそうだ。社会的なポジションもポジションなので1番に考えなければいけないコトを徹底的に磨き上げるべきなはずだ。