トツゲキ人生「鮮明」

まずは落ち着いて冷静に考えてみよう。タウンページとホームページ、比較的、制限があるのはタウンページ。誰でも分かる自然なコトだ。枠や表現の制限が自分の範疇ではないところで審査されしまう。とは言っても別々に練り込むならば今までと何ら変わらない。だからフィードバックさせることを思い付いた。タウンページに載っける内容を広告の根幹として、それに付随する内容をホームページで表現するコトにした。

どんな感じ?、料金は?、対象は?、という誰もが気になる3つに絞って考えた。とりあえず受験塾家庭教師という屋号から家庭教師屋さんであるコトは誰でも分かるはずなので、わざわざ大きなことを言わないで良い。次にアピールメッセージを考えた。要するにキャッチコピーだ。物凄くシンプルで小学生にでも分かるぐらいの内容にしないといけない。だからと言ってチャッチーーーなものになってもいけない。一先ずタウンページを開いて寸法を計測した。1文字を6mmから7mmぐらいに設定し最大何文字まで有効なのかを探ってワードカラーを考えた。続いて料金については、スタイリッシュな形にしたかったので、指導料金と交通費と教材費の3つ、に絞った。1時間いくら、という表示の仕方にはちょっと不思議な気持ちだったので、週1回1時間で月いくら、という表示にし趣向を凝らしてみた。最後に対象エリアや学年については、姫路福崎学区を中心に東は加古川、西は相生ぐらい、小学生から高校生までを対応することにした。もちろん中学受験生も含めていた。このようにして限られた枠の中を埋め切った。多少なりともブサイクな表現も多数あったのかもしれないが貫き通す表現を心掛けて創り上げることに成功したように思う。

一様に創り上げてみてハッと思ったコトがある。079ー・・・という連絡先に不自然を感じたのだ。小さい枠で意思表示させるのだからフツーな感じでは、多く人達は通り過ぎてしまう。そこでフリーダイアルを設置してみることにした。というよりも0120ー・・・という世の中的な何かを獲得したかっただけでだろう。その方がシックリくる感じを得ていた。速やかに問い合わせをしてみたい、と思ったがドコへ連絡すれば良いのかが分からない。だからと言ってタウンページの担当者さんに連絡先するワケにもいかない事情もあったので、とにかくNTTと名の付く問い合わせ先へ片っ端から連絡した。幾度となくタライ回しを受けて辿り着いたのがNTTコミュニケーションというところ。サッパリ知らなかったのだ同じNTTでも、電話回線を引いているところ、電話帳を取り扱うところ、フリーダイアルを設置するところ、それぞれがそれぞれに違う特色を含み相応に応じたサービスを提供する環境を持ち合わせているというとコトらしいのだ。何とかしてフリーダイアルを獲得するべく繋ぎ止めたアクセスラインを次のチャンスに活かす為に対応には最新の注意を払った。

フリーダイアルを今スグにでも設置したいんです!!、

簡単な概略説明があり料金の説明があり工事日の説明があり、ハラハラしながら相手の説明を要約しながらメモってスグに依頼した。みるみる内に話が前へ進んでいくと1つの障害物にぶつかった。それがなんと、電話回線が一般家庭用のモノである、という事実だ。この問題を解決するには、どうすれば良いのか、とスグに尋ねた。コチラでは詳しいコトは分からないので116へ連絡してください、ということだった。もちろん親切に教えてくれた。またスグに折り返し連絡する、という旨を急ぎながら告げて、即行116へ連絡した。いろんな旨をイッペンに伝えてもそのわずか数パーセント程度しか伝えられないし、理解もしてもらえないから、多くの内容を一言に集約し伝えることにして、後は全て身を任せることにした。その介もあって回線工事の一件もスムーズに解決した。当初の障害は解消されたのだ。フリーダイアルを取得するべく担当者さんへ再び折り返し連絡した。電話回線の条件も無事に揃った、という旨を伝えて後は担当者さんに任せたのだ。任せる、と話が思いのほかスムーズに進むのを理解した瞬間だった。人って成長するもんだな、と改めて実感した。これでようやくフリーダイアルを入手することが出来たのだ。

受験塾家庭教師という屋号、みんなの心に伝えられるメッセージ、誰がみても単純な料金スタイルや対象、そしてフリーダイアル。とてつもなくシンプルな内容だったに違いない。もちろん手書きだったが誰が見ても分かるはずだ。さらに加えるとフルカラー、サイズ増、掲載地域の追加。やっとのコトで形になってきたと久し振りの安堵感に浸れた。その後、即座に請書を作成して、ポストに投函するのではなく郵便局の本局へ持ち込んで速達発送した。善は急げである。これで後はタウンページの担当者さんのブラッシングに身を任せて仕上がりを待つばかりとなった。大凡2日間程で完成させることが出来きて、本当に良かった。何とか万事休すな事態も乗り越えて、広告における多くの根幹を生み出すことが出来た。

間髪いれずに次のステップ。いよいよホームページ制作を本格化するコトにした。<つづく>