精鋭部隊を構築する、にあたっての求人募集なんて、そう簡単に上手い具合にいくはずもない。一先ず目指すべき目標を確固たるものにして、間髪入れずに次なる戦略へ打って出た。それは確か丁度、年末年始に差し掛かっていた寒い時期だっただろう。考え間もなく、モバイルページの構築、を株式会社ディフェンス様に無理を承知でお願いすることにした。そこでの談話では、モバイルページはホームページよりも遥かに大変である、ということだった。正にマジマジと思い知った。実のところ、その大変さ、を耳にして卒倒しそうになったが何とか耐え凌ぐことが出来た。一言で言うと絶句な内容。電話越しであったのも有り、沈黙が走った、のは誰もが手に取るように理解出来ただろう。資金は限られていた。モバイルページであるが故の考えの甘さが私の中には存在していたのだ。反省と恥ずかしさが入り交じる複雑な心境だ。けれども後に引く訳にはいかない。予算をフルオーバーしようが空っぽになろうが、今ヤルべき!、と決めた事は今ヤルべきなのだ。モバイルページの構築が幕を開けた。
戦略はこうだ。キャリアを絞る、ドキュメントページだけで画像を入れない、既存ホームページをベースにする。とりあえずコレだけでもモバイルページを構築することが出来るようだ。予算内では収まるはずが無かったが何とか捻出することが出来る状況でもあった。しばらくは自転車操業を覚悟した。実際に手元の体力が本当の本当に空っぽ状態となった。クリスマスやらお年玉やら、という騒ぎなんて言語道断。そんなコトを言っている場合ではなかった。ある種、賭け、と言っても過言ではなかっただろう。当時を振り返ると家族には1つも家族らしいコトをしてあげられなかったが止むを得ないことだ。株式会社ディフェンス様も無理を承知で引き受けて下さり、ガンバって頂いてるのだから自分も頑張らなくてはいけない。コレはむしろ必然。当たり前のコトだ。よしヤルぞ!、という気持ちがとにかく大きかった。
しばらくして株式会社ディフェンス様から、モバイルページの出来上がり報告を頂いた。一見させて頂き、本当にドキュメントページであることが分かった。けれども読み物大好きな私にとっては、そんなに違和感は無かった。さらに言うならば当初予定には無かった良い機能が付いているのに驚いた。ダイレクトに問い合わせが出来る、という策は素晴らしい。その他にもナルホド機能の充実度合いに脱帽。モバイルページだからこそ活かせる術が一様に確認出来た。「戻る」アクションは出来ないものの次から次へと見てみたいページに直ぐアクセス出来る。ホームページをベースにしたコトが上手い具合に重なり、今見たい今探す今連絡する、という連結が大きく役立てられていると瞬時に悟った。モバイルページであるからこそ出来ない事がある、とは言いつつも、その一面を調べるサイドの価値として生かしている。少ない予算にも関わらず尽力を果たして下さった株式会社ディフェンス様には大変、感謝している。受験塾家庭教師の「広告」という分野を全て任せようと心に誓った一瞬でもあった。とにかく満足以外の何モノでもない。
環境は整った。後は私が大きな柱にしていくだけだ。これで上手い具合にいけば株式会社ディフェンス様の御陰、万一上手い具合にいかなければ全て自分の責任。後は苦しみながらでも改善改良を果たしていくだけだった。これでホームページ、モバイルページ、タウンページという受験塾家庭教師の広告3本柱が仕上がった。今後もどんどん煮詰めていけば時間と共に周知されるに違いない、と確信した。そうなる為にも絶え間ない努力が必要であるのは百も承知だ。無論3本目の柱が完成した時点では既に4本目の柱、5本目の柱という構想を頭の中で張り巡らせていたのは言うまでも無いことだろう。