高校受験までの残り34週間弱への挑戦☆

2013年07月06日(土)の無料体験ならびにお打ち合わせにて承りましたご内容に基づき、この度は英数2教科の対応として以下、学習指導プロセスをご提案申し上げます。

【中学校における試験への対策について】

定期考査の対策は行います。しかしながら実力考査ならびに小テスト等の対策は原則的に行いません。ただし定期考査対策が比較的スムーズに進み、時間的に余裕が出来れば、その限りでは無いものと致します。その理由としては、残された時間(私立入試、推薦入試まで28週間程度しかない)を考えますと1、2年生の復習ならびに3年生の予習復習を速やかに行い、一定の目処を付ける必要があり同時に、推薦入試対策そして一般入試対策に取り組まなければなりません。よってご期待に添える数値が近い将来、目に見えて現れる可能性は、極端に少ないものと思われますので、その点ではご容赦頂く必要がございます。あくまでも着地点を先を見据えた対応策をブレずに練り上げていくことに努めます。

【推薦入試への対策について】

当たって砕ける!、というモチベーションを持ったうえで、中学校における推薦基準を満たさず受検出来ないこと、例え受検出来たとしても不合格になる恐れが限りなく高いこと、それぞれ負の事情を承知頂いたことを前提としたうえで○○○○高等学校の対策を練り上げて取り組んでまいります。またその場合、別途ご提案(面接、志望動機作成、その他)の必要がある内容が生じる為、兵庫県高等学校入学者選抜要項で定めるところの中学校での推薦委員会で晴れて、受検許可、が決まりましたら新しくご提案申し上げます。

【複数志願選抜の学力検査への対策について】

学力向上の暫定目標としては○○○○高等学校の水準を目指し学習指導を行います。なお翌年1月下旬から2月下旬に掛けて、学力情況における心的動向により、志願校を改めて吟味し最終的な決定を行います。当該暫定目標とする高校は、あくまでも学力的な水準の目標に他ならず、一先ず目指すうえでの着地点の1つとして考えております。そのうえで公立高校の合格ラインとなる成績維持安定を計画的かつ効率的に学習指導を展開させて頂きます。基本ラインと致しましては中学校1、2年生の復習と中学3年生の予習復習を主軸として、学校における授業進度よりも半歩先行くような学習進度を根差してまいり、基礎固めの徹底ならびに応用力の養成それぞれを実現させることに努めます。高校受験突入までに残された時間的猶予34週間弱を考慮に入れると、より一層の効率性が求められるので、総合的な応用力を高める為、特に重視すべき点として、単元を消化したつもりとイタズラに判断してしまったり、分からないところが曖昧な状態のまま先へ進んでしまう、といったことの無いよう確認しつつ、『分からないところを徹底的に潰していく』といった意識の下、日々の学習における習慣性(コツコツ)を育んでまいります。御子様に残された猶予を鑑みますと、単元を理解するコツやキーポイントをご自身独自の力で『まとめる』『要点を抽出する』という効率化を図ることが肝要です。従いまして宿題においては膨大な量となる中でも必ず要点と注釈やメモを取り、ご自宅での自学習に注力しやすい環境を促せるよう徹底指導致します。以上を以て、高校ご進学後の展望を想定し、焦らず効率良く、且つ、複数の単元を複合的に捉えて学習する御子様独自のスタイル確立が実現する事と存じます。その大前提を基に以下、各教科につきまして具体的な学習指導プロセスをご説明申し上げます。

【英語の学習指導について】

英語教科については、習熟単元毎の文法理解(中学2年生1学期から3年生2学期までは重要)すること、英語長文の和訳英作ならびに読解問題を解くこと、中学1年2年3年で学習する語彙把握するということ、という3つの手段(以下の通り)を主軸として、学校の教科書と問題集を基本と位置づけ、そのうえで別冊問題集1冊以上を活用し、学習進度に努めます。

・文法理解(叙述用法、時制、代名詞、助動詞、不定詞、分詞、動名詞、完了形、関係詞、比較、その他)

・英語長文(教科書1年2年3年、過去問、手元にある全ての長文)

・語彙把握(教科書1年2年3年、過去問又はニューウィング、近道問題集)

引き続き高校でも高度な内容を習熟、基礎項目として各単元の文法・構文等を完全把握しているか否か、が試験で問われます。過去問を中心に語彙力やイディオム、話法としてはさらなる知識の肉付けや定着を図る必要があり、また長文読解のセクションにおいては、意訳の把握間違いによる誤答が散見されるケースが多いことから、上述のプロセスにより安定的かつ可能な限り多くの時間を解答に充てられるよう、文法や長文での出来具合でバランスが求められます。従いまして、関連文法事項の総復習を早期に終了し、長文読解については模試形式で1つの英文設問に要する時間を6分程度と定め、大枠のストーリーを把握し的確に解答にあたる、というサイクルを実現させるべく基本から丁寧に指導致してまいります。

【数学の学習指導について】

数学教科については、各単元の基礎例題⇒重要例題⇒発展問題というチャートで、基礎固めと応用力養成を階段1つ1つ踏み締める具合に進めてまいります。重要公式の解法・解説ならびに指導中のオリジナルを通して、知識の骨格となる部分(以下の通り)の復習をとことん繰り返し、解法パターンを自然と見に付けて頂くべく計画的かつ視野を拡げたカタチで指導に努めてまいります。

・演算(整式の処理、代入法、比の計算、付随する文章題)

・方程式(1次方程式、二次方程式、連立方程式、付随する文章題)

・関数(比例、反比例、一次関数、二次関数、等)

・平面図形(三角形、四角形、角度、変形、円、面積、合同、相似、その他)

・空間図形(立体、体積、球、その他)

・確率(サイコロ、カード、数字、玉、人、その他)

・資料の整理(階級値、ヒストグラム、平均値、最頻値、中央値、等)

また類題の演習を宿題で行って頂くことで解法の完全な定着を図り、基礎力・理解力が備わっていると想定した場合であっても、基礎的な公式・定理・ルールを再度振り返ることが肝要と考えます。数学は難題といわれる応用問題であっても基礎的な解法や問題の組合せにより成り立っている為、基礎知識の穴を再度埋めながら授業中、発展的例題を中心に解答に努めれば、得点力の向上を図ることが出来ます。公立高校では基礎項目の応用力を試験で問われる傾向が顕著となっておりますので、早期に基本事項の公式・定理の完全理解を促すよう指導すると共に問題を読み込み、一つ一つ分解しながら丁寧に組み立てる、という作業を繰り返します。そうすることで『頭の中で問題を絵で描く』というイメージが確立されます。速やかに実現させる為にも今後とも手元で具体化する作業を徹底致してまいります。

現段階では以上の内容を予定致しておりますが今後、随時ご要望を承り学習指導内容に反映させて頂きます。何卒、宜しくお願い申し上げます。