【中学受験生へのご提案書】
2013年9月24日のお打ち合わせで承りましたご内容に基づきまして、以下の内容で学習指導プロセスをご提案申し上げます。
甲南中学校への合格を目指し過去問対策を行います。甲南中学校の過去問を解く上でまずは甲南中学校の問題傾向に慣れてもらうということ、そして過去問をベースとした学習を行うことによって甲南中学校の入試において求められる基礎力を身につけるという学習を最短距離で行います。残り期間で最も効率の良い対策を行うことによって合格を目指します。
<算数>
甲南中学校の過去問に掲載されている問題を解くという学習が中心になります。その際に重要なのが、全ての問題を解けるようにするのではなく、合格点を確保することを目的として、必要なものを解けるようにするという学習を行います。正答率50%程度以上の問題は必ず得点できるようにすることを主軸にして進めます。過去問を解いてもらったうえで、当該正答率50%程度以上の問題のなかでできなかったものについての学習を行い、そのうえで間違った内容や問題を解く中で判明した苦手範囲について、集中的に復習を行います。手に入りうる過去問についてひと通りこの内容で学習ができれば、次にの段階として過去問の中で少し難易度の高いものについて順次学習を行います。また計算問題や既習部分の復習については随時小テスト形式で問題練習を行うことによって行います。
<国語>
甲南中学校の過去問を丁寧に学習します。過去問を使用して、まずは長文の読み方について時間をかけて学習を行います。長文のなかから、問題として問われているような要素にあたる部分をピンポイントに指摘して、情報を過不足なくピックアップして記述するという力を身につけることを目指します。またその際には記述の方法について、何度も書いて添削するという形を繰り返すことによって身につけていきます。また授業で学習した読解方法、記述方法について日頃の学習において反復させることによって習慣として身につけることを目的として1日1問で長文問題を解くという学習を行います。
<理科>
甲南中学校の過去問を丁寧に学習します。取り組んだ問題の中で特に苦手な範囲や特に甲南中学校で頻出の範囲について集中的に学習を行います。なかでも特に生物や地学の範囲、そして化学の一部で出題されるような暗記中心の範囲について集中的に学習します。過去問練習において間違えた数の多い範囲を優先的に、ひと通りの暗記事項について集中して暗記を行います。早急に得点を加算できるこれらの範囲を、それも現時点で覚えていない甲南中学校で頻出の範囲を優先的に学習していくことで、全体的な得点の底上げを図ります。
現段階では以上の内容にて学習指導を予定しておりますが、随時ご要望を承りながら学習指導内容に反映させます。何卒よろしくお願い申し上げます。