トツゲキ人生「挑戦」

トツゲキ人生・シーズン3

いよいよ4月を迎え、例年通りの良い感じな合格実績を確保することが出来た。安堵感と共に寒さも一変、温暖な気候の御蔭もあってポワ~ンとした雰囲気が漂う。同時に私自身、危機感が存在していた。会社設立後スグに掲げた目標があったものの、具体的な糸口も見出せないまま、既に半年が過ぎようとしていたからだ。ましてや自分で設定したタイムリミットまで後残すところ4ヶ月に迫っている。とは言っても、会社は順調に右肩上がりに推移し、労務管理もほぼ万全で、みんな満足の一途を辿っており将来性も明るい。それが良い具合に、受験塾家庭教師らしいサービス、としてお客様との関係が機能している。それでも私自身、周囲に漏らすことので出来ない不安感が常に存在している。全く満たされない。そんな甘えた雰囲気にいつまでも浸っている訳にはいかないので、より一層ムチを入れるべく、前々から気になっていた新しい取り組みに1つ1つ挑戦した。

まず最初に派遣業の許認可取得に取り組んだ。ネット上である程度の情報を集め、いつものように同時進行で兵庫労働局へ連絡しながら出向いていた(相手が公であるからこその瞬時対応)。幸いにして比較的、時間の都合がつきやすかった?こともあって直様、打ち合わせに応じて下さった。担当者と打ち合わせをしているうちに、家庭教師という業態、派遣という仕組み、スタッフとの契約関係、それぞれを繋ぎ止めるうえでの効率効果に疑問が生まれ、許認可いる?、みたいなことになったので、一先ず持ち帰えることで決着した。派遣、というところにコダワリを持たなくても、現状のコンテンツを磨き上げることが何よりも近道であったことが幸いしたのだ。

次に古物商の免許証取得に取り組んだ。これは弊社で活用している数千数百冊もの教材を、何とか世の中に出回らせることが出来ないものか、と考えたためだ。これだけ多くの教材があれば当然の如く、置き場にも費用が掛かる。けれども現状においては、そういった費用は一切掛からない仕組みをとっている。ただそうは言っても既にその限界点は、もうスグそこまで来ている。これは間違い無く近し将来訪れる課題となるのだ。その課題を払拭させる為にも、私達で無ければ知り得ないニッチニーズを掴み続け、買い方売り方使い方という3拍子をシステマティックに構築せねばならない。まずはその第一歩としてAmazonインフラをいかに販路として組み込むか、が命題となるだろう。まだまだヤルべきコトは山積みだが挑戦し、続けていくつもりだ。

さらに次に、希望への道、小論文+α、オンライン家庭教師、という商標登録申請に取り組んだ。受験塾家庭教師、という商標を獲得した時の要領(出願書類を書いて印紙を貼って簡易速達で郵送して・・・)でパパッと処理してスグに申請、、、それから待つこと2、3ヶ月。分厚い封書が届き中身を見てガックリ。結論からいうと敢え無く2勝1敗。その1敗の拒絶理由を目にして、とりあえず凹んだ。確かに弁理士の先生ならばココで反論を書いたりするんだろうな・・・、と思いながらダストボックスへ全部イン。3勝無敗に拘りをもつ必要なんてまるでないが、自分自身が許せなかったのだ。改めて挑戦することを胸に抱き、次なる出願に力を込めた。特許庁に意見を申し出て時間を見過ごしてしまうよりも、インパクトのあるアイデアを導き、磨き上げる方が効率的である。この敗北で自分の中での何かが加速するのを感じた。