【学習指導プロセス】
(3)学習指導教科
数学・英語・理科・国語・社会(課題提起)・検定(漢検準2級・英検3級)
(4)学習指導教材
体系数学・対応問題集・学校の英語のワーク・その他市販のテキスト
(5)学習指導内容
2015年度における公立高校受対策を実施します。現段階では龍野高校もしくは相生高校,県大附属,それぞれの程度による合格水準を目指し,数学・理科・英語・国語・社会(課題提起)の学習指導を行います。公立高校合格のためには毎回の定期考査で良好な成績を残して内申点の向上を図りつつ,一般入試で発 揮するための学力を身に付けることが同時に必要となります。従いまして、当面の目標としては,毎回の定期考査での得点向上とそれに伴う内申点の向上に徹することになりますが,類似課程の指導に及びましたら1,2年生の中でも特に要注意ポイントならびに苦手ポイントに絞って復習に致します。そのためには,まずは学校で学ぶ教科書の内容について知識の理解と定着を図ります。そして、少しずつ学校の範囲よりも先の範囲へと進みながら学習を実施することで,教科書の内容について多くの回数触れることにより,知識の 理解と定着を図ります。そして春休み・夏休み・冬休みといった期間を利用し,状況如何に応じて特訓対策(別途提案が必要)をご提案申し上げる場合も想定致しております。時間が経過するにつれて進度を加速させ,内容を再復習する機会を数重ねることで知識の理解及び定着を万全にし,わからない内容について曖昧な状態のまま進むことのないように1,2年生ばかりでなく3年生の内容を交えたうえで総合力構築を徹底致します。また,単元を理解するポイントを御子様ご自身で『まとめる』『要点を抽出する』力をつけて,学習の効率化を図れるように,ポイントについてメモを取るように指導し,ご自宅での自学習により注力しやすい環境を促すことを目指します。中学3年の早い段階で教科書の学習範囲を一通り済ませ,その後は過去問の問題演習を行うことで試験本番に向けての準備を進めて参ります。
【和田 成博:週*時間指導】
(数学)学校で学習した知識の理解と定着を確認することが第一目的ですので、基本的には学校で使用する教科書及び問題集を使用します。各単元の導入時には教科書を使用して考え方や解き方のポイントを説明し,その後は問題集を利用して実践演習を中心に行うことで「わかる」だけでなく「自力で解ける」状態になることを目指します。その際,解けなかった問題に関しては、解法を覚えることに取り組みます。数学に関しては完全に思考力のみを要するわけではなく,ある程度暗記が必要な内容もございます。このようにして覚えた解法は必ず他の問題を解く際の思考力として利用できる知識に変わります。そのため,自力で解けない問題については解法について説明するとともに覚えて頂くことで、なぜその解法で回答できるのかということを理解することが,他の問題に取り組む際に活用しやすくするように取り組みます。
(英語)学校で学習した知識の理解と定着を確認することが第一目的ですので,基本的には学校で使用する英語の教科書及び問題集を使用します。教科書の音読及び重要構文の和訳及び和訳した文章の英訳を繰り返し行うことで,各単元で学習する英文法の知識の理解及び定着を図ります。毎回課題を出し,その確認を通じて理解と定着の状況を確認しながら進め,英文法に関する理解の向上に努めます。また,各単元を学習する際に登場する単語及び熟語については,毎回確認することで記憶及び定着の状況を確認します。上記の内容については、課題の確認を通じて,間違いのあった内容を中心に,またその問題に関係する内容についても必要に応じて解説することで,学習内容に関する知識の最終的な理解と定着を図ります。
(理科)既習範囲の学習は長期の休み期間に行うこととし,通常の学習は現段階で学校で進んでいる範囲についての学習を行い,毎回の定期考査において得点を向上させることを目指して学習指導を行います。学習指導の中心は学校の進度よりも先に予習を行うことを目標として進めます。まずは教科書内容を正確に理解することです。1分野・2分野両方において重要なのは,まず理解です。該当範囲の内容についてきちんと正確に理解し,そして暗記事項についてはその場で暗記を行います。そして理解・暗記の後に問題練習に入ります。この問題練習を通してワークに出てくる問題の中で,分からないものをゼロにすることを目指します。そのために何度も繰り返して復習していくという形で進めます。
(検定)英検対策は原則3級を目処として筆記,リスニング共に対応させて頂きます。漢検対策は原則3級を目処として対応させて頂きますが比較的,状況が良い方向に導きつつある場合は,準2級まで手を伸ばし対応させて頂くつもりです。
【奥平 収:週*時間指導】
(国語)大きくは以下の2点を目標として学習指導を行います。まずは定期考査の高得点確保を目指します。そのためには,学校の授業内容,ワークで問われている内容,学校の配布プリントの記載内容のすべてにおいて情報を整理,理解,暗記するという学習を行う必要があります。そして必要な情報を身につけた後は,教科書トレーニングなどの教科書準拠の問題集を使用して問題に慣れるという学習を行います。また,教科書該当範囲以外の,例えば漢字や文法などのプリントやその他教材の学習や小テストがあれば,随時学習を行います。国語の定期テストにおいて得点を向上させるには情報の整理と暗記が一番重要です。次の目標としては読解力などの純粋な国語力の強化が重要ですが,そのための対策として定期考査の対策を通して学習するとともに,定期的に問題練習を行うことによって鍛えます。特に受験直前の過去問対策期間においては毎日問題を解いていきます。ここでの問題練習をうまく活用するためにも,それまでの学習で基本知識を身に付けることが重要です。
(社会)社会教科は暗唱・暗記が多いものの教科書の精読と併せて時代背景を整理して重要語句・史料を押さえ,その上で過去問題にて実践力の向上を促すようアドバイス致します。各年代の歴史事実を日本視点かつ世界各地の時代背景の流れを同時進行で理解する必要がございます。従って,語句・史実や年代を単に暗記するのではなく,ある時代と次の時代の境目(ex.大航海時代から帝国主義への変遷⇒要因の一つに産業 革命・マニュファクチュア)における史実背景とキーワードを明確にすることが肝要です。歴史を単なる暗記教科ではなく,常に各年代の事象や時代別に類推して,要約をもとに応用力を養成できるよう徹底して指導して参ります。具体的には,公立高校での過去の頻出傾向を精査し教科書準拠の内容を基準に(歴史背景の把握)を精読して重要語句・キーワードを把握することと共に古代→中世→近世→近・現代史と大きく類推できますが各々を歴史地図や版図を常に意識することを有効と考えます。地域や都市,王朝の変遷などは地理的知識を身につけることでその当時の文化・信仰の理解を深める一助となります。白地図や地理用語集めを利用し,年代別でどのような推移があるのか頭の中で常にイメージできるよう課題提起にてアドバイスします。