【発端】
2015年1月21日(水)の初回指導日にて①②の事例が発覚致しました。
① 2014年12月17日18日19日の3日間で対応させて頂きました学習指導における課題(センター過去問)を放置する。
→ これは全くしていない白紙状態で放置しています。当該指導終了後には当然の如く「キチンとやらんといかんよ」「はい」という会話があったにも関わらず放置していた状況が当日付けで発覚しました。理由を確認致しましたところ,授業が終わったのでやらなくてもいいと思ったから,というものでした。
② 教材類を学校に置きっ放しにしていたことが発覚致しまして,それにより化学基礎の授業内容を数学Aに変更し対応する。
→ 自分の教材を学校に置きっ放しにしている理由を確認致しましたところ、持って帰るのが重たいから,特に必要ないから,家では使わないから,というものでした。
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【経緯】
当初より聞いておりましたご本人様の志(医師になりたい!,医学部に合格したい!,◯◯が不安だ◯◯が心配だ!)があるものの上述状況は大変だらし無く,是正の必要があり,と判断した為,現実味のある叱咤激励【発言】に相成りました。
上述【発端】①②について,ご本人様の言動にて大きなギャップが生じている,という事を強く指摘致しました。そのうえで,このような素晴らしい志を持つ者が果たして①②のような姿勢をもって今後厳しい環境の中で勉強と向き合うことが出来るのか?,これは大変遺憾である!,ということで以下の【発言】を呈しました。
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【発言】
本当に医師になりたいのか?!,医師になりたい人間がこんな姿勢で良いのか?!,という当方の発言を皮切りに,危機感を植えつけないといけない,現実味を味わわせないといけない,という当方の使命感から口やかましく叱咤激励致しました。けれどもご本人様は中高生に有り勝ちの不貞腐れる言動を呈し,全く反省の色も無く,吐き捨てるかのような雰囲気を終始呈しておりました。専ら様子に変化が無い為,当方のスケジュール帳(パソコン)を目の前で確認させながら次のような発言を行いました。なお当該発言においては現状,既に4月中旬以降ご予約が入っている為,現学習指導を継続する可能性が非常に薄い状態である,という内容を前提にご承諾頂いたうえで,学習指導を対応させて頂いているものと致しております。
私が来れても4月中旬までなんだよ,このスケジュール帳を見てごらん,ここには既にご予約のお客様が入っているだろ,このお客様は岡山白陵の高校1年生つまり君と同学年で,ましてや医学部志望なんだ,何方のお客様を対応するかで今後私は医学部対策を進めてあげられるお客様が決まる,世の中には医学部を目指す受験生は本当に多い,けれども対応出来る人間は本当に少ない,仕事なんだから何方のお客様であっても全力を尽くすのは当たり前だ,けれども少なくとも君は今私と一緒にいる,出来ることなら継続してあげたい気持ちがあるのは当然だ,とは言え早い段階で既にご予約をして頂いているお客様がいる,だからこそ私は努力して二人ともが上手い具合にいくようにしたい気持ちでいっぱいだ,それでも私の努力が及ばなければ自ずと既にご予約して頂いているお客様の対応をしなくちゃいけない,先着順だから仕方がないんだ,ご予約のお客様かそれとも上手い具合にいって君かだ,これが競争社会というものなんだよ,社会とは本当に厳しいものでこれが現実だ,出来ることなら本当に継続して対応してあげたい気持ちでいっぱいだがもう既に予約が入っている以上,来れるかどうかはハッキリ分からない,それでも君の親御様は我が子の事を考えて判断して承諾したんだ,君は親御様の気持ちが分からんのか,分からんかったら私は続けていけないよ,いつまでも甘ったれてたらアカンわ,ええかげんにしときや,君がそんな人の気持ち分からん人間なら今直ぐにでも辞めたい,でも特にそんなこと無いならやってあげたい,だから今後は「教材類はきちんと持って帰ってくる」「やらんといかん課題はこなす」ということを守って欲しい,わかったか,ほな頑張りや,,,
このような発言の中では確かに視点に応じて,「代わりはいくらでもきく」というような印象を節々に与えてしまい得る表現が存在し得る可能性も否定出来ません。解釈の視点如何に関わらず本質的には,そのような気持ちは毛頭ございません。
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【命題】
(1)『「辞める」という事をお客様から言わせようとしているのではないか?』
>そのような事は決してございません。現状における危機感をご本人様に身を以て知って頂くための突発的な対応です。万が一,続けられない,お受け出来ない,というようなお話になれば,お受け出来ません,という意思表示を断腸の思いで申し上げさせて頂きます。原則的に契約上の解釈が存在します為,お客様におきまして,続けられない,と判断すればルールに従い解約することが可能です。また同様に弊社におきましても,お受け出来ない,と判断すればルールに従い解約することが可能です。
(2)『授業内で萎縮してしまって思ったことが言えないのではないか?』
>授業中ノートならびに宿題帳にて状況を全て明記致しております。授業中においては,わかる,わからない,に関わらず問題1つ1つを丁寧に聴取しながら,ご本人様の顔の表情を伺いながら状況如何に応じた対応で取り組んでおります。分からない問題,説明重要な問題,学識の幅を広げる必要のある問題,その他当該プロセスにて対応すべき問題,それらを基準として対応致しております。ゆえに特に必要となる問題については宿題帳にて明記し,毎週宿題として対応して頂くように提示致しておりますので何卒その点ではご安心下さい。
ご本人様の主観に応じ,この問題分かる分からない,という事を判断基準として学習指導を行ってはおりません。また今後も行うつもりはございません。仮に,ご本人様が分かる,という問題が多々あったとしても実際のところ不自然な方法で対応していることが垣間見られております。このように垣間見られる内容を容認して進度を進める訳にはいきません。少なくとも彼の分かる分からないを説明判断基準として学習指導を進めてしまうことは【201501報告書】を解決するには遥かに遠いものと考えます。しかしながら状況は状況として事実として存在しておりますゆえ,分かるのに分からない,分からないのに分かる,という姿勢で勉学に臨む,という実態が私に対する萎縮の原因によるものならば,現状内容を改める必要があるかもしれません。大凡,進退に関わる重要なお話にも成り得るはずですので今後慎重にご相談させて頂きたく存じます。
現実的に,学年1番2番という一桁順位に位置しているにも関わらず,センター過去問にて40%程度の得点率,なおかつ,現状の上述姿勢が存在しております。また他校私立(肩を並べて闘わなければいけないライバル達)と比べても学校の進度には疑問を生じる状況です。当初,学習指導を対応させて頂く際に申し上げました通り,ご本人様の「主観」に合わせて勉強するのではなく,ご本人様の「目標」に合わせて勉強して頂くことを強くオススメ致します。私は今後とも医学科受験を念頭にして,与えられた環境の中で,既存ペースの遅れを少しでも取り戻すべく,ご本人様における学力の幅を持たせながら,着実にかつ節約志向で進ませることを考えております。
(3)『振り替えは対応して頂けるのでしょうか?』
>勿論対応させて頂きます。実際これまでにも対応させて頂いております通りでございます。
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【201501報告書】
希望への道 2014・12/16 ー 2015・01/15
3回9時間 センター数学12AB
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[残された時間]
2014年12月19日(金)付けで考えた場合,残り後761日(6043時間)です。
[内訳:①平日土曜653日(4531時間)②日曜108日(1512時間)]
>①平日土曜(6:00起床ー16:30帰宅ー就寝24:00)の有効学習時間数は7時間/日
実質勉強時間数:6時間(占有率85%)
>②日曜(6:00起床ー就寝24:00)の有効学習時間数は1日あたり15時間/日
実質勉強時間数:13時間(占有率86%)
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[得点率(素点)]
センター数学 :41%(41/100)
第1問[1]演算:40%(4/10)
第1問[2]論証:30%(3/10)
第2問関数 :48%(12/25)
第3問幾何 :20%(5/20)
第4問確率 :64%(16/25)
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[結論]
現状の数値(学校の成績,郊外模試,他)を安定させるために大量の時間を使い過ぎております。これでは,伸び代,という点で物理的時間的に困難な状況を招きます。また同時に,学校の順位が上位にある,日々勉強に時間を掛けている,模試での評定が良い,というこれら3つの要素によりイタズラにもご本人自身の安堵感に繋がってしまい,ご本人自身で危機感を奮起させ難い状況です。
既存の勉強時間における勉強内容の凝縮を行う習慣を身に付けることが肝要であり,そのうえで単位問題あたりの解消時間数を減らさなければなりません。まずは,答案内容のブラッシュアップに加えて新しい発想を植え付ける,ということが学力アップの鍵となるでしょう。センター過去問の実質得点率は正真正銘,ご本人様の学力でございます。言い訳無しに本物を本物として見定める勇気と将来を見据えた本当の実行力がを培う必要がございます。
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