中学受験生が読解力を身に付ける

中学受験生における読解力のつけ方。賛否両論はあるが受験塾家庭教師的に結果を出している方法がある。それは「書く」ということ。「読む」よりも「書く」という方が,伸びやすく落ち難い,という結果を得ている。その手法は至って単純なものだ。先ずは原稿用紙100枚と筆記用具を準備してもらいたい。

そして原稿用紙を100字ずつのブロックに分けて,毎日書く,ということを続けるだけ。何があっても言い訳せずに書き続ける。慣れてきたら200字,300字,というふうに増やしていく。それでも習慣を変えちゃダメ。テーマは自由!,何だって良い。添削者は可笑しな部分を訂正しながら必ず◯をつけてやる。

「毎日書く」という習慣を継続しながら「漢字」の練習も行う。ノートは104文字帳で,問題集や過去問を活用し,本文を読む。本人ベースで分からない漢字を抽出し,とにかく一行練習する。意味不明な言葉はスグその場で意味を調べる。特に書き留める必要はない。これで言葉や漢字の苦手が自然解消する。