試験直前の勉強具合はいかがなものでしょうか!?、学校の教科書や問題集そしてプリント類。加えて市販の問題集における課題提起分。これら各所の出来具合で試験(素点)に大きく大きく大きく響いてまいります。手を抜かずに目標高く、そして貪欲に手元のヤルべき事に没頭して頂きたく我々は日々、試行錯誤の連続を謳歌させて頂いている次第です。
学内順位や偏差値等の摩訶不思議な評価方法をベースにして自分の学力が上がっただの下がっただのと一喜一憂を促す魔物がここ最近、目に映るケースが多くなってきました。そんな状況にムチを打つべくして私自身が高校の頃、自分勝手にやっていた評価方法を簡単にお話しましょう。その方法は至ってシンプルで、言い訳が出来ない繊細さを持っています。恐らく役立つと思います。たぶん中高一貫教育の学内順位真ん中辺りの中高生にとっては手痛い方法論です。
まずは手元や心の中で、平均プラス50、平均プラス40、平均プラス30、平均プラス20、平均プラス10、という5つの階段を設置します。そこで例えば英語82点/平均65点、数学62点/平均48点、国語78点/平均56点という点数を確保してきたとしましょう。そうすると英語82点/平均65点ならばその差プラス17点なので1段目、数学62点/平均48点ならばその差14点なのでコレまた1段目、国語78点/平均56点その差22点で2段目、と各々でポジション付けが出来ます。
一見すると、英語が良いじゃん、と思われがちだが私の判断は違います。「英語80点以上獲得してるから英語は得意なんやぁ〜!!」、と思い込んでしまって本来対処すべき問題点を問題点として捉えずに、あぁ〜でもない、こぉ〜でもない、と言い訳を続けて時間ばかりを費やす羽目になり最悪の場合、問題を解決する為の時間を失ってしまうことになりかねません。そんな状況ではさすがに寂しいので、英語も数学もそんなに変わらない、と判断し戦略を練ります。同じようなミスが両科目の手元で起きているはずですので、同じ切り口から2段目に上がる為の要素ならびに改善点を集め適材適所に実行せねばならないコトを漸進させます。また国語については既に2段目に属しているので英語数学と比較しながら英語数学の引上役を担わせると同時に3段目に上げる戦略を練り実行に移してまいります。それらのヒントは大凡、答案用紙やノートに散りばめられているものです。