【小論文+α(出願対策)】
http://www.jyukenjyuku.jp/syouronbun.html
九州大学理学部地球惑星科学科を志望します。地球を複合的なシステムとして捉えており,物理や数学,地学等ありとあらゆる自然科学を用いて,地球と宇宙の両方を取り扱う学科である,と理解しているからです。特に,大気流体力学,地球惑星科学,太陽地球系物理学,これら3つの学問には大変興味がございます。大気流体力学にはとても面白いと感じております。大気の動きを学ぶことで,天気の移り変わりを把握したり予測したりでき,「天気と人々とは密接に繋がっている」という観点で人々への生活に貢献できる,と期待しております。地球惑星科学では,地震を学ぶうえで決して欠かせない学問である,と理解しております。断層が形成される過程を解明すれば,地球内部にある沈み込みプレート運動によって起こる深発地震の発生を予測する技術が向上するものと考えております。太陽地球系物理学には興味深く感じております。プラズマ運動の生かし方等に大変関心があり,これを如何にして人々の役に立てることができるのか,という疑問への解決に没頭したくてたまりません。なぜなら大気流体力学や地球惑星科学と同様に,人々への生活に貢献できるからです。自然科学をより深く学びたいと考えるようになったきっかけは,平成29年7月九州北部豪雨によって身内が甚大な被害を受けたからです。被害状況を調べるうちに,その原因を突き止めた時に面白さを感じるようになりました。大学卒業後は,九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻へ進学するつもりです。そして勤勉かつ意識の高い学生達が在籍する環境下において,産官学連携を主とした取り組みの中での研究に対しては積極的に携わってまいりたい,と考えております。また将来的には協力企業への就職を果たし,世の中の役に立てる物やサービスを提供し続けます。