成人式の準備に大凡1年ぐらい要した。先ずはその着物について勉強し,序で小物類や手提げや羽織るもんも勉強。手に入れる場所やデザインなど,出来れば後世に残るように考えを落とし込んでいく。消耗品費には決してしない!,出来れば資産価値を持たせたいし,普段から使えるものにしなくちゃ勿体無い。
着物や履物そして帯などの誂えもんは全て京都祇園で新調。小物類は,Apple,LV,HERMES,Tiffany,をグルッと回って揃えた。傷んでも修理が効くもんばかり。これから社会に旅立つ中で余計な出費を抑えられるよう仕組んでおいた。時にマネーリスクを抱えそうなら全て売っぱらい時間を稼ぐことができるわ!
資産価値のあるものに資金を投入する際,基本的に”ええもん”を手に入れるようにしている。私にとって”ええもん”とは歳月過ぎてもその価値はあまり変化せず,時にはプレミアムがついたり,為替の影響でそのもの自体の価値が上がったりするもんを指す。こういう学びを我が家の”教育”活動として教えている。
“消費”と”投資”の違いを理解しておくと有意義な時間を過ごせる。時に”教育”を”消費”と捉えておられる方々がおられる。これはとても勿体無い。機会損失を生んでいることに気づいておられないのがその理由である。”教育”に投資した資金は我が子の技量や年収そして文化にかたちを変えて戻ってくるものです。