兵庫県のプロ家庭教師と言えば受験塾家庭教師のスタッフ達!!

多くの皆様方が御存知でもある社会的な内容と多くの皆様方が御存知ではない社会的な内容を御話しましょう。

家庭教師というのは生業として、あまり認知されていない実態があります。ただ、それを受験塾家庭教師が小さい事からコツコツと変えようとしているのは、皆様方も御承知のことでしょう。

昨年から現状に至っても常に、兵庫労働局、大学、ホームページという媒体を活用して、プロとして活躍出来る家庭教師スタッフを募集しているんですが、エントリーしてきた求職者で応募書類(履歴書、職務経歴書、他)を送付してこられる方々は、100名中20名程度しか過ぎません。とってもリアルな話なのですが、本当の事です。

さて、ここで皆様は、どのように思われるでしょうか?

少なくとも私は、失礼だなぁ〜!!、を通り越して、何てこったぁ〜!!!、な心境になります。恐らくのところ80名程度の求職者はエントリー後にホームページを確認し、度肝を抜かれて、ここでは厳しそうだなぁ〜、と思って、応募書類を送付するコトを辞退するという周知する事無しに自己解決させるのでしょう。身勝手なものです。登録派遣で、なおかつ、社会人だからという理由だけでプロ家庭教師と称して家庭教師をやっている方々に有りがちな衝動です。

ただここで、20名程度の求職者が真面目に応募書類を送付してきたからと言って油断は出来ません。ここにもまだまだ隠された落とし穴が幾つかあります。それは、ホームページすら、企業調査すら行わないで送付してくるというケースがあるというコトです。自分がここで働くんだぁ〜、絶対に頑張るんだぁ〜、と思っていたら出来る限りの調査を行って、自分の将来性を見据えながら興味と関心を自分の心の中に植え付けるもの。それすらせずに送付してこられます。正に、自分の考えに対して甘さを宿しているという象徴。それらは書類群を確認していても一目瞭然です。

20名中10名程度は、そんな状況だったりするんです。ですから残された可能性に期待を膨らませつつ、厳正な審査を行ったうえで、次なる面接審査に繋げています。

書類審査について、、、

特に時間を要しません。3分で不採用になる方もいらっしゃれば、書類審査を飛び越えてスグに面接審査に入る方もいらっしゃいます。何事もスピードです!!もちろん、吟味する場合がほとんどですので、御安心下さい。それでは、その方法について大きく5つに分けて御紹介しましょう。

(方法1)履歴書の穴を見付ける。

職歴、学歴で空白の時期があるコトを確認します。数直線(時間軸)を引っ張って、その直線と全体的な履歴書の内容とに相関性を持たせて穴を導いていきます。穴があるから、と言ってスンナリと不採用にするコトはありません。ただあくまでも採用に至る合否要素となるでしょう。総合的に判断し、慎重を期して結論を出すことが大切なんです!!

(方法2)学歴、職歴の行数を見る。

学歴そのものに甲乙をつけるコトはありません。留年の実績があろうと無かろうと、そんなところは審査結果に大きく影響を及ぼすことには至りません。仮にあったとしても事情を確認し、正当性の高い事情が含まれておらばマイナスの結論に繋げてはならないはずです。水準についても特に縛りを設けて審議してはおりません。ただ皆様が耳にされて、おおぉ〜〜〜っやっぱりな(笑)、というぐらいのウキウキするような高校や大学を卒業されている方々が望ましいです。結果的、比例する部分は比例すると考えられる妥当性は高いです!!

(方法3)矛盾を見付ける。

学歴と能力の誤差を見付けます。例えばですが、東・京・阪・神と言われるぐらいの大学や大学院を卒業されているのに、「高校生に対しては英語ぐらいしか教えれない」とか、理学部工学部を出ているのに「数学3Cは忘れているので教える自信が無い」とか、そんな発言をする方々は完全にアウトです。これでは誤差が大き過ぎます。ただ程度如何でも発言1つで印象は大きく変化するはずです!!

(方法4)志望動機、自己アピール等を分析する。

字数の多い少ないではありません。多くても内容が薄ければアウトです。さぁ〜ヤルぞ!!、という志気を感じる内容でないといけません。言葉や発言というのは子供達に与える影響力が、私達の想像以上に大きいです。だからこそ、その言葉の使い方や言葉の温度差を見分けます。 これが最大のポイントです。日々のブログを毎日更新しているとキーワードやセンテンスには、とても気を遣います。ワードを一種のツールとして考えているからこそ、内容の中で感じるモノがあります。感性に従って決めております!!

(方法5)証明写真を見極める。

これは実に重要。簡単なスピード写真ではアウト。ちゃんとした写真屋さんで撮ってもらうのが望ましい。証明写真を軽々しく思っている方は大変、残念であります。それは自分の人間性や将来性を1枚のイメージだけで表現するというチャンスを逃しているからです。どんなに小さなチャンスでも自分を奮起させる為、そして社会に認めてもらう為に活かすコトが出来ないといけません!!

書類審査の方法は、だいたいこんな感じです。真摯な気持ちでエントリーされる方々の為には、厳正に対応させて頂いたうえで次の面接審査に繋げております。ちなみに書類審査が不合格の方には連絡致しません。

書類審査を合格した方には、人事権をもった担当スタッフが一報を告げます。そして、ここがミソなんですが一報を告げる瞬間から、既に面接審査は始まっているというコトです。そうなんです!!一報を入れさせて頂いた瞬間から既に面接審査は始まっちゃってます。

電話に出る動作、言葉尻、言い回し、言葉の表情、温度差、そのような様々な内容をチェックされています。気軽な感じで話したり、つまらん感じで話したり、そんな状況が見られれば面接審査は形式的なモノに成らざる負えません。少なくとも不合格有り気の雰囲気がプンップンッするような面接となるでしょう。ましてや、その一報の段階で、他社にもエントリーしている、という内容が発覚すれば言語道断。その瞬間、不合格は決定します。

この一報の段階で10名中5名程度は、不合格となります。切ないのですが、これが現実です。

その一報の際、チェックされると同時に、面接審査での質疑応答に備えて課題というモノが出されます。その内容は実に簡単です。ホームページ、ブログ、ツイッター、これらに渡る内容を全て理解せよ、というものです。いわゆる「ヤル気」というモノを見定める為に行います。

明暗がハッキリします。まず課題に対する質疑応答がシッカリ出来るのか、というところを見るのですが、出来るのは大凡、見積もって3名程度でしょう。ヤル気あるのか!?、と罵声する講師程、ヤル気の無い家庭教師だったりします。それを見極めるには十分な課題なんです。

面接審査を終えてから全ての内容を担当スタッフが持ち帰ります。そして、最後の最後に代表者が採決を下す訳ですが、担当スタッフと共にあぁ〜でもない、こぉ〜でもないと議論を繰り返します。その末、最終的に私が採決を下さい。全員良ければ全員採用しますし、全員良くなければ全員不採用にします。

もちろんですネッ!!

受験塾家庭教師には慢性的にスタッフが足りていないという課題があります。だからと言って、粗悪なスタッフを入社させる訳にもいきません。私もまだまだ人を見る目が未熟だった折にそれに近いスタッフを入社させて困った目にあった経験があります。ただ幸いにして子供達に影響無かったのが救いでした。それをカバーする為にスケジュール調整でとっても大変だったコトを今でも覚えております。

本当に良いモノを築き上げるには、何事も経験せねば身に付けることは出来ません。今思えば良くも悪くも言い勉強になりました!!